和歌山北ノ新地、通称アロチ界隈の夜の業界系音楽状況をリポートしたいと思います。といっても夜のお店は高いので私はほとんど行ったことが無く、聞きかじりの話が多いので、かなり不確実かつ無責任ですので、前もってご了承下さい。
で、ライブというか、とりあえず生で音楽が流れている店は私が知っている範囲で7〜8軒でしょうか。(たぶん他にもまだあると思います。)。主力はピアノソロ、ギターソロ(弾き語りで歌を歌うことも多い)で、他はピアノ・ベース・ギターという編成の店が1軒、ピアノ・ベース・ドラムというのが1〜2軒、といったところでしょうか。。殆どの店はピアノがポップス、演歌等をBGM風に流していて、お客さんはボックスに座り、その隣にお店の女の方が座ってお話をするといった感じです。またお客さんが歌ってピアノが伴奏するといったこともよく行われるようです。
演奏する人は、前にも書きましたが、和歌山市内で夜の演奏専門で生計を立てている人はピアノの人が4〜5人くらいでしょうか。それ以外にも若手のクラシック、エレクトーン出身の若い女性がアルバイトでちらちら弾いていたりというのもあるみたいです。でもこの系統の女性達は東急インとかホテルラウンジ系で演奏することを好むようで、やはりこの夜の町はちょっと、といったところだと思います。
ギターの方は2〜3人でしょうか。一人だけ外人でメチャウマの人がいます(playerの欄にも書きましたGregです。)。他の方は歌も一緒に弾き語りするようでポップス、演歌、レパートリーは広いです。多くの人はお店をかけもちしているようでpm8時ころからam1〜2時ころまで出ずっぱりという人もあるようです。
これらの業界の演奏する人たちは、さすが曲は良く知っていてまたキーを変えて弾くのも得意なようで感心します。難を言えばリズムに関してはあまり関心が払われていないのと、小節数、拍数等が自由自在というのが気になるところでしょうか。
ところで、一年前程にオープンしたと書いた、ピアノバー・マニラが残念ながら閉店となった模様です。やはりライブ系のお店は難しいようです。