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December 2006 Archives

December 25, 2006

contrabass again

修理に出していた chaki 、suzuki の2本を引き取りに土曜日、大阪の横野弦楽器へ行ってきました。ぼろぼろだったのを綺麗にきちんと直してくれていました。

その日は横野さんのお店は大忙しで、ベース試奏の方、マンドリンを持ち帰る女性、はたまた初心者用のチェロをを購入される親子連れ、などで大はやり。ベース試奏の方は、イーストマンとアメリカ製(80万円程とのこと、名前は忘れました)のを弾き比べていました。

私もおじゃまですが、ちらりと弾かせてもらいました。弓を持って行っていなかったのでピチカートだけですが、どちらもなかなか良い感じ。アメリカ製のがやや優っていそう。

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他にも、イギリス製 Prentise (1968) ってのも置いてあったのでチラリと触らしてもらいましたが響きも良く素晴らしい。もっとも値段を聞いて納得、300万はするとのこと。

先週弾かしてもらったイタリア製の新作も横に並んでいましたが、Prentise の方が魅力的。でもジャズのピチカートでは新しい楽器の方がアタック音がカツッっと鳴るので前者のほうが人によっては良いかもしれません。まぁ先立つものが無い私がこんな話をしていても、しかたありません、ハイ。

大阪からの帰りに道が混んで Take-5 ライブ開始時間ぎりぎりになってしまい、自宅へ自分の楽器を取りに行けませんでした。そこで今日直してきたチャキの方は FISHMAN PICKUP が付いていたので、この楽器を使ってみようかなと試したのですがイマイチ。弦が古く死にきっているのが原因?。 結局 Take-5 のマスター所有のオリエンテを借りることにしました。これは結構良く鳴り、弾きやすくてバッチリでした。

なおライブの模様については中西(ds)君の「fishing-jazzホームページ」をご覧下さい。

さて、最後に自分のベースについてですが、先ほどからチラリと弾いて練習、また、鳴らし方もいろいろ試してみました。弦をオブリガートに換えたこともあって、アルコ弓弾きでは抜群に良く鳴りますし音色も満足。問題はピチカート、タッチ良く上手く弾けばそれなりに響くのですが、もう少し音量が出てブ〜ンと楽に鳴って欲しい。

もっともそんなことを言う前に私の技術の問題というのもだいぶありそう。以前よりは楽器を鳴らせるようにはなってきてはいるのですが、...。精進あるのみ?、う〜ん。

December 18, 2006

Contrabass and Obligato

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今日は中古ベースをゲットするために大阪まで行ってきました。オークションに出品されていたので連絡を取って試奏に出向いたのでした。メーカーはChakiで30年くらい前に30万円程だったとのこと、 (ちなみに私が学生の時、始めて買ったのもチャキで20万位でした、懐かしい〜)。さてこの楽器弾いてみるとまずまずの音色でそこそこ鳴るようで、現在新品で売られている20万円程度位までの物よりは使いものになりそう。ということで速攻で譲ってもらいました。

そしてその足でこの楽器をヨコノ弦楽器に持ち込みメインテナンス。店主曰く、「材質はプレス製板ですね〜、最近の新品安物楽器買うより良さそうだけど」、という事でした。私はてっきり表板は単板だと思っていたのですが...、う〜ん、よく分かりません。また、エンドピンのガタ、駒の歪み、及び指板もG弦側が少し波打っているとのことで調整を頼みました。

この楽器以外にも今回、鈴木 No.92 も修理してもらおうと車に積んで持って行っていました。これも数年前に入手した中古(1973製)でして結構良く鳴るのですが、指板の反りと剥がれ、エンドピン留め金部破損、側板の割れ、駒の変形等があるので倉庫に放り込んでいたものでした。こちらは修理代5万円程度とのことでした。それにしても私は、ベニヤ中古ベース収集家、古物商、あるいは楽器屋、何者なのでしょう?(笑)(^^;。

さてバッタ屋系中古楽器の話題はこれくらいにして、今度は新品について少々...。

イタリアの新作(250万)というのが置いてあったのでチラリ弾かしてもらいました。質の高い音色で品よく響きバッチグーです。時間をかけて弓で弾きこんでいけばまだまだ素晴らしくなりそう。ムラムラと物欲が湧いてきましたが、う〜ん、我慢、ガマン。

それとあと、ルーマニア製の30万と38万という2本も触らしてもらいましたが、単板で造りもしっかりしていて外観も綺麗、音もかなり良さそうな感触 (特に後者の方)。弦を良いものに換えて弦高をうまくセッティングすれば、きっとナイス〜でしょう。価格相応分の価値は十分ありそう。

巷の噂では、イーストマン(中国製?)というのもコストパーフォーマンス高いとのことですが、横野さんは、「このルーマニア製のほうが優れている」、とおっしゃってました。


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人様の楽器の話はこれくらいして、私の楽器の弦についてウンチクをば。そうなんです Obligato に張り換えたのでした、実は。ここ数ヶ月間使っていた D'Addario Helicore Pizzicato Light tension ってのも気に入っていたのですが、もうちょっとブンと良い音が出ないかな、と思って交換してみました。

で、結論はというと、う〜ん、一長一短、ってところでしょうか。張力が上がったので弦高も少し高くなりテンションもきつくなり弾きにくくなりました。音色はピチカートでは深みのあるベースらしいまろやかな音、裏返して言えば輪郭のはっきりしない籠もった音になりました。またアタックの音圧は増したのですがサステインがやや短くなりました。弓弾きではアコースティックな弦楽器らしい響きになって、これは満足、文句ありません(^^)。

実践ではどうかというと、この弦で夜、ラリティーで演奏したのですが、う〜ん、まずまずかな〜。それにしても指が疲れました。もう少し弾きこんで慣れる必要がありそうです。

ということで、楽器オタの一日でした。ここまで読んでいただいた読者の方もオタッキーなお話にお付き合いいただきまして、お疲れ様でしたぁぁ(^^;。

December 12, 2006

Live At Tsutenkaku / Kiyoshi Kitagawa Trio

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Live At Tsutenkaku / Kiyoshi Kitagawa (b) , Kenny Barron (p) , Brian Blade (ds)

澤野工房から最近出たDVDですが、いや〜、格好いいです。全員バッチリなのですが特に Brian Blade (ds) 、凄いです、痺れます。この人と北川さんの Ornithology デュオは超絶。それとDVDなので映像付きなのでより楽しめました。(また楽器の弾き方も分かり参考になったりもします(^^))。

DVDと言えば少し前に見た Diana Krall - Live in Paris も 花があってグッドでした。特に Jhon Clayton (b) のプレイはチョー格好良かったし、 それと Diana Krall の外観は文句なくマーヴェラス! でもその数年後の Live at the Montreal Jazz Fes ではちょっとオバチャンっぽくなってしまっていたのは残念 ...(^^;。

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