Baian Jazz Line

今日のTake-5は、唐口さん(tp) 、私(b)、中西君(ds)、そして2部から田中鮎美さん(p)。お客さんも25人以上来ていただき、また熱心に聴いていただきありがたかったです。

演奏内容については、唐さんはもうバッチリ間違いないので、バックがそこそこ健闘すれば、かなりの演奏になるのは間違いないのですが、今回は私たちもまずまずだったので、ライブも盛り上がり良かったように思います。

自分のことを言えば、後で録音を聴いてみると、やはりリズムは正確でないし、音程はヤバク、またソロも歌えていない(^^;、まだまだ課題は多いです。以前よりは地道に進歩はしているのですが、まだまだって感じ。練習あるのみです。

※ ちなみに、twitter でも最近チラリつぶやいてますので、宜しかったらご覧下さい(^^)

Anita O'Day の 1957年のライブ映像。

いや〜、格好いいですね〜。実は、私はボーカリストのなかで Anita O'Day は一番と言っていいほど好きなので、これは嬉しいです。彼女の若い時の外観は見たこと無かったので、これは新鮮です。

演奏も良いですね〜、バックのバンドもバッチリです。50年以上前に、（実は私が生まれた年(^^;）、このようなライブをやってるとは、やっぱりあの当時のアメリカはダントツ、ぶっちぎりで素晴らしかったようです。良き時代を感じさせてくれます。

今日の Take-5 は、荒巻さん(b)、恵美ちゃん(p)、江君(as)、中西君(ds)、そしてアフターでは中村君(b)、ミサキちゃん(ds)、鳥山ちゃん(ds)、という豪華メンバーによるセッション。

私は、ロイヤルパインズ・ホテルでのパーティー演奏が終わった後、 Take-5 に駆けつけて1部の最後の方から聴くことができました。ライブ内容については、荒巻さん(b)のバンマスとしての地力実力に感嘆させられました。演奏のボトムを確実に支えつつ、ライブの進行をドラマチックにコントロール、そしてエンターテイメント性、ショー的要素を盛り込み、リスナーを楽しませつつ展開させて行くという一流の芸を見せてくれました。さすがです。

それと恵美ちゃんも素晴らしかったです。 All The Things You Are のソロなどは非常にセンスのよいフレーズ連発で、これぞジャズ・アドリブというジャズの良さ、雰囲気、集中度を感じさせてくれました。一流どころのミュージシャンがやってるあの感じです、...、バップ巨匠がレコードでやってるような、...。本日のベストプレイだと私は思います。

そして、2部以降はプレーヤーが入れ替わり立ち替わり、技を披露してくれて、なかなか盛り上がり楽しませてもらいました。リスナー、プレーヤー、すべての人がかなり満足したと思いますが、これは荒巻さんの力に負うところが大きそうです。

ということで今日は良い一日を過ごすことができました(^^)。

今日は、和歌山マリーナシティ、ロイヤルパインズ・ホテルでパーティー演奏のお仕事。

メンバーは、宮さん(ts)、大野さん(g)、私(b)、鳥山君(ds)、というトッププロも入った編成。宮さんはビ・バップ系の演奏では日本全国レベルのプレーヤーだと思いますし、大野さんも北川潔さん(b)のデュオ相手を続けてられて高評価を受けているという素晴らしいギタリストです。鳥山君も最近は kenny washington が乗り移っているような（笑）ドラミングでバッチリ。

パーティーなので、えらく騒がしくて環境は悪かったですが、演奏内容は良かったと思います。やはり上手い人とやると、ジャズの醍醐味を感じさせてくれて、快感、幸せこのうえないです。ああ〜、楽しかった(^^)。

それと、ジャズはこうやるんだと少し解ったような気がします。いつもジモティーでやってるのは張り切りすぎ、興奮しすぎ、盛り上がろうと頑張りすぎ、って感じでドサクサっぽいような気がしてきました。実力がないから、そうしなくっちゃライブがしょぼくなって持たないってのもありそうだけど(^^;....。

理想は、緊張テンションを持って、興奮は内に秘め、プレイはリラックスして冷静クールに周囲をよく聞き、みんな一丸となってやる、結果、自然と燃えて盛り上がる（別段、盛り上がらなくてもかまわない）、ってところでしょうか。もちろん日常はできるだけ練習して技術を上げるようにするのは当たり前、ですね(^^;。

ところで、録音は失敗してしまいました。残念です。