ガレージに放り込んであった 、鈴木コントラバス(No.92 1973製)を再度引っ張り出して来ました。2年程前に白浜で使って以来です。実は、明日はジャズ・マラソンがありまして、沿道で演奏するのですが海の近くだし明日は雨だというので、これを登場させた次第です。
楽器の状態はと言うと、さすがに弦は所々錆びていて実践では使えそうにないですが、ボディは蜘蛛の巣も無く、虫に食われてもいないようで綺麗、全然大丈夫(^^;。 なので、先ほど弦を、Thomastik Spirocore Weich (light) (半年ほど使ってストックしてた中古)、に張り換えてみました。
チラリと弾いてみたら、う〜ん、なかなか良い感じ。妙に良く鳴っています(^^)。ちょっとベニヤっぽい音色の雰囲気も無きにしもあらずですが、音が良く伸びてクリアーで音程も分かりやすく、そして音の立ち上がりもアタック音もハッキリ、クッキリ。これならバンドの中で埋もれず良く聞こえそうです。そして、おまけに弾きやすく速いフレーズも楽ちん。さすが定番のスチール弦だけのことはあります。難点はちょっと金属音が気になることでしょうか。2本指でロン・カーター・スタイルで弾くと、これがよけい目立ちますが、レイ・ブラウンのように一本指奏法で上手く弾けば、ナチュラルな、あんな風な?、音が出ます、良い感じ(^^)。
ジャズ・マラソン、これで楽器はオッケー、バッチリ。 誰もあまり聞いてくれる環境でないので少し寂しいものもありますが、、楽しく気楽に、でも良い演奏ができるようにやることにしようっと(^^)。